おかげさまで、2025年1月、創立70周年を迎えることができました。
これもひとえに、長年にわたり小社を支えてくださった読者・著者・校正者、印刷製本・デザインに関わる皆様、書店・販売関係者の皆様のお力添えの賜物です。心より感謝いたしております。
今後とも合同出版でなければ刊行できない本を皆様にお届けできるよう、日々挑戦を続けてまいります。
さて、70周年という節目を記念して一年間にわたり、感謝の気持ちを込めて特典キャンペーンやプレゼントなどを企画してまいります。
さらなる飛躍に向けて、引き続き変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
合同出版スタッフ一同
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累計70万部越え
ロングセラー書籍
電子化
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GODOブックメンバーズ新規会員登録者には
抽選で5名様にお好きな書籍をプレゼント
2025年2月28日まで
70周年を記念して
今後もプロジェクトが進行中!
乞うご期待!
私たちは1955年の創立以来、
〈命・環境・人権〉をまもるために、
「知り・考え・行動する」ために
役立つ本を刊行し続けることを社是にしています。
1955年〜1970年代
1955年1月、戦後の出版史の一角を占めるソ連の『経済学教科書』を最初の出版物として刊行して以来、60年代、70年代には『グラムシ選集』『トリアッティ選集』『資本論を読む』(アルチュセール、バリバール)などの社会科学の専門出版社として活動を続け、『無知の涙』(永山則夫著、71年)が大きな話題になりました。
1980年〜1990年代
80年代は社会問題として〈環境汚染、人体汚染、食品汚染〉をテーマに取り上げた『食品添加物一問一答』『農薬問題一問一答』などを刊行、市民生協・市民運動のテキストとして広く活用されました。
1987年、『恐るべきフロンガス汚染』『恐るべき酸性雨』などを皮切りに地球環境問題に取り組み、92年、リオ地球サミットを迎えました。
社会問題を真摯に追いかけ続ける一方、教育書として1995年に発売した『イラスト版手のしごと』は、大判のイラストを使った斬新なスタイルで子どもの生活技術を解説したとして、NHKをはじめ100の媒体で紹介されるなど注目をあびました。
1999年、児童読み物としてはじめて刊行した『みみずのカーロ』(今泉みね子著)が厚生大臣賞を受賞しました。
2000年代
2002年、イラク開戦の前年、米国反戦マンガ『戦争中毒』(きくちゆみ監訳)がベストセラーになりました。
『戦争をしなくてすむ世界をつくる30の方法』(03年)『世界から貧しさをなくす30の方法』(06年)『人権で世界を変える30の方法』(09年)などNGOが現場から発信する中学生〜市民に向けた〈シリーズ30の方法〉の刊行を開始しました。
2009年刊行の『そうだったのか! 発達障害 わざとじゃないモン』を皮切りに、発達障害を知る・支援する実践的なテキストのシリーズの刊行開始。2005年施行の発達障害者支援法、2007年導入の特別支援教育といった社会的なニーズを捉えました。
2010年〜2011年
2010年1月、出版梓会より第25回出版文化正賞を受賞。『原爆詩集 八月』『イラク崩壊』などの刊行による、反戦と平和希求の姿勢が評価されました。
2011年12月、原発労働の実態を撮影した『原発崩壊-樋口健二写真集』(樋口健二著、2011年)で第17回平和・協同ジャーナリスト基金賞大賞を受賞しました。
2015年〜2017年
2015年、性教育や障害・心の病気・難病などをテーマに、マンガを使った実用書・コミックエッセイのシリーズを刊行。電子書籍も同時に発売し、幅広い読者を獲得しています。
2017年、特別支援教育のためのカード教材『どっちがかっこいい?』を発売。書店以外に教材販社による販促ルートを開拓。ことばやコミュニケーションスキルなど身につける教材シリーズとしてアイテムを拡大しています。
2020年〜2024年
2020年、実話をもとにした、障害、多様性をみぢかに考える絵本シリーズを刊行。2021年に刊行した『めねぎのうえんのガ・ガ・ガーン!』は、全国図書館協議会、2022年第55回夏休みの本(緑蔭図書)選定、2023年IBBYバリアフリー児童図書ノミネートされました。
2022年、野生動物の「命」と向き合うノンフィクション『命の境界線』は、令和4年度社会保障審議会児童福祉文化財 特別推薦を受賞しました。
2023年刊行の『アマゾンのふしぎな森へようこそ!』は、2024年第57回 夏休みの本(緑陰図書)選定、「菊池雄星文化プロジェクト 第57回岩手読書感想文コンクール」課題図書選定、児童福祉文化財令和6年度推薦作品など数々の推薦作品に選ばれました。